虐待防止研修を実施しました

先日、認定精神保健福祉士のスタッフを講師として虐待防止研修とスキルアップ研修を行いました。（一部リモートで開催）

 
内容は虐待の定義、援助の視点、虐待に対する社会の現状について。
なぜ虐待が行われるのか、その背景や要因、医療的・社会心理的・司法的視点から虐待へどのように対応、介入を行うのかなどを学びました。
虐待通告件数は年々増えており、昨年度、全国の児童相談所が相談を受けて対応した件数は20万件を超えました。

カルディアは、「オレンジリボン運動」の賛同企業として、取り組みを行っています。
オレンジリボン運動は、子ども虐待防止のシンボルマークとしてオレンジリボンを広めることで、子ども虐待をなくすことを呼びかける市民運動です。
また、募金活動も行っており、お預かりした寄付金は、オレンジリボン運動事務局を通じて活動資金に役立てられます。
尊い命を犠牲にしないためにメッセージを伝え、私たち一人ひとりにできることを考えていきたいと思います。

スキルアップ研修は障害について
カルディアでは障害をお持ちの方の支援を行っていますが、一から”障害とは何か”一般的な定義や障害の構造、要因と今回は精神障害について、医療の現場にいた講師の実体験から具体的な対応方法の研修を行いました。

今後も定期的な研修を行い、支援の質の向上に努めてまいります。